これからの人生、何をするか決まりましたか?
仕事を退職したあとのバタバタした生活も2~3ヶ月過ぎると、ふと我にかえります。
さぁ!今からあなたは何をするのですか?
「まずは身体の点検と体力つくり」
退職後生活において最も大事なことは身体の健康管理です。
まずは自分の身体の健康状態を人間ドッグや健康診断で確認し、悪い所はこの際にまとめて治療しましょう。
このとき意外に見逃すのが目と鼻と歯ですから要注意です。
健康に自信ができたら、考え方も積極的になり行動も早くなります。
これからは自分で考え自分で決めて、自分で即座に行動しましょう。
今までの運動不足で衰えた体力を復活させます。
体力の衰えは想像以上で一時的に自信をなくしますが、そこで奮起しましょう。
一気に頑張らずに今の体力に合わせた運動から始めて、徐々に体力アップするのが良いと思います。
私は5.0kmのウォーキングから始めて、今は20kmのトレッキングにまでなりました。
それに筋肉がすごく硬くなっていたので、朝晩のストレッチを実施しました。
おかげで50肩も治って手足の関節も柔らかくなりました。
退職後生活は健康あっての人生です。
これからは病気予防に努めて健康寿命を延ばしましょう!
人間は健康であればなんでもできます。
「新ネットワークの構築」
退職後生活は現役時代のネットワークがなくなり刺激のない生活になります。
携帯の電話やメールがこなくなり脳への刺激も激減し、しだいに考察力が衰退していきます。
ほっ!とする一面で、一抹の寂しさがありますね。
このままの状況が続くと、待っているのは認知症という最悪の事態。
情報範囲を狭めずに積極的に外にむけて発信しましょう。
前の会社の人にしがみつかずに、新たな人脈と情報源を開拓することが必要です。
TVと新聞だけでは社会にとり残されてしまいますよ。
今までのパソコンはExcelとWordとBusinessメール、
たまに使っても飛行機や新幹線の切符予約がほとんど。
退職後生活はもっとパソコンを有効に使っての情報収集をしましょう。
月に一回は都心部に行き街を歩き、世の中の変化を肌で感じる市場調査が必要です。
今までは会社内の同一人種の人間しか知らなかったけど、世の中にはもっとスゴイいろんな人種がいますよ。
新たなネットワークを構築して退職後生活を充実しましょう。
これからは会社という枠から抜け出して、いろんな人種との幅広いネットワークを構築することが必要になります。
情報源の幅広さは世の中の多面的な情報がえられて、
今までがいかに片寄った情報だったのかを知らされます。
その中から新たな仕事をつかむきっかけがあるかもしれませんね。
「次の一歩に向けての準備」
人生80年以上の時代、平均的に生きても一般的な定年退職後の生活があと20年以上もあります。
今までのご褒美として、年金と貯えで小さな幸せと共に生きていく・・・というのも一つの考え方です。
身体と心が健康だったら、次の世代のために自分の人生を活かす・・・というのも一つの考え方です。
しかし、働きたいのだけど文系出身の退職者ではなかなか再就職も?という人もいます。
そんな方は失業保険があるうちに職能資格を取得したいかがですか?
退職後生活は第2の人生になります。
これであなたの社会的役割が終わったのではありません。
あと20年で何かできることがあるはずです。
いまは次の一歩に向けての準備期間にしましょう。
目標と達成感の無い人間には、身体と心の衰えが早く訪れます。
家で座敷童にならないように、妻に濡れ落ち葉になってまとわりつかないように。
シニアの新卒社会人になったつもりで、社会貢献することを考えましょう!
あなたは社会の仕組みは知っていても、世間(暮らし)の生活はあまり知らないはずです。
これからは妻から教えてもらうことが増えてきます。
そんな時には素直に聞いて「ありがとう!」と言いましょう。
これからは上司でも部下でもなく取引先もないフラットな人間関係の場が多くなってきます。
今までの自分の地位・立場を一旦クリア―して、素直にその場に入って行きましょう。
それができたら充実した退職後生活が送れるはずです。
そのための条件は、健康管理、新たなネットワーク、第二の人生に向けての準備が必要です。