猫の老後と、老後の猫

老後には猫でも飼いたいと思います。

きっと楽しいでしょう。

 

しかしながら、長く暮らしていると猫にも老後が訪れます。

栄養管理されたキャットフードのためか、

あるいは人間の食生活の向上に釣られてか長寿になってきています。

家で暮らす猫はもはや必要十分以上の栄養価を得ているとも言えるかもしれません。

 

そうなると元々の猫の性質上寝ている時間が多いですから、

当然栄養が超過して肥満になるものも多いですし、

人間でいうところの成人病を患うことも増えてきています。

つまり、現状では人間のように多少不健康でも

生き長らえることができてしまうということになります。

 

こうなると問題になるのは猫の老後です。

人間同様長い老年期をいかに過ごすかが問題になります。

20年近く生きるということはもう人生の半分程度で

もう人生の折り返しのようなもので、

当然体が思うように動かなくなるケースもありますし、

そうなると介護をしてやらなければなりません。

そのころに飼い主も高齢化しているとこれもなかなか大変なことです。

 

人間ではないとはいえ、食事から排泄まで面倒を見るとなると

なかなか飼い主の体力的にも大変です。

食費もかかります。

そのうえ医療費もかさむかもしれません。

この出費に関する項目も老化同様に

飼い始める時には想像が及びにくいかもしれません。

 

これくらいのことまで想定してしっかり準備して飼いはじめなければなりません。

やはり飼えなくなって捨ててしまうようなことはお互いに不幸ですから。

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