老後の住まいについて

自分のおばあちゃんの老後の実体験を書いていきます。

おばあちゃんは94歳で自宅で自立して認知症もなくて普通に生活しています。

もちろん介護保険も活用していません。

これはたまたま元気に自宅で生活できています。

家族に支えてもらって。

 

老後の生活を介護を受けた時はどうするか聞くと、自宅でみてほしいといってきます。

確かに自宅で介護をみるのは理想像かもしれませんが、

自分は介護の仕事をしている体験からすると認知症になったりした時は

自宅で介護をしてみるのは非常に厳しいのが現実だと思います。

 

おばあちゃんには自宅でみれなくなったら施設でみてもらう話をしても不機嫌な顔をしてしまいます。

これは、後期高齢者は高齢者を大事にして敬うのが当たり前なことで

日本社会が反映してきたからだと思います。

 

でもその気持ちは逆に高齢者を苦しめてしまいます。

自宅で介護を受けたとして認知症が悪化して、介護保険の限度額を使って交代で介護をみていても、

かなりな精神的なストレスな介護になってくると思います。

そうすると自宅で介護を受けている高齢者は逆に虐待を受けやすくなり家族関係も悪化していき、

財政難にもなって自由がきかないようになって負のスパイラルが続きます。

 

介護の仕事をしてみて認知症が悪化したら施設が今は一番いいと思ってしまいます。

施設から在宅での介護の生活は今後の課題になってくると思います。

老人になるとまた寂しいという不安がつくのも事実だと思います。

これは仕方がないことだと思います。

だから一人の老後の生活が厳しいという人もたくさん世の中にいると思います。

これはわるいことではないと思われます。

 

自分のおばあちゃんも一人は不安でよく話してほしいと言われます。

ただし、1日相手をする時間がなくてできない現実があります。

よくサロンもいってみてはどうかと促すが、なかなか外に出て知らない人と交流したくないとよくいっています。

近所の人と交流したいといっています。

 

老後の生活の住まいは在宅やし施設やまた違うみんなと共同生活もありますが、

人それぞれ価値観が違うから、どれが一番その人にいいかはその人次第になると思います。

これからは老後の住まいはかなりいろいろな議論が社会で出てくると思います。

 

助けあいだけでは現実は今は難しいかもしれません。

時代がどこまで老後の生活を上手く導いてくれるかをみていくのはすごい興味があります。

自分のおばあちゃんも老後も楽しく生活してほしいです。

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