最近は熟年離婚というものがよく聞かれますが、
そうなったときにはどのくらい費用がかかるものかというと、
それなり、ということしかいえないのです。
その夫婦のあり方や財産、またどのような理由なのか
ということなどを考慮したうえで、そのときの弁護士、
また別居したときにかかる新居のこと、家具や仕事のことなども
色々なことを考える必要があるのです。
熟年離婚で多いのが、旦那の存在が
それまでよりもうっとおしく感じ始めたから、というものや、
浮気、お金のこと、家事のこと、遊びのことや性格のことなど
年齢に関係なく、若い人などの理由と重なるものが多いのです。
ですが、一番多いといえるのが、それまで働いていた
旦那さんの存在が毎日、昼日中ずっとある、ということです。
趣味があるわけでもなく、三食すべて奥さんが作り、ただそこにいるだけ、
というのは本当にそれまで我慢していたことが
我慢できなくなるほどの理由になるのです。
働いていたときに、専業主婦だった奥さんが働き始める、
ということも理由にあがることがあります。
立場が逆転しているのに、家事はそのまま奥さんがしていて、
旦那さんは何もしないなどの理由は熟年にはとてもあることなのです。
働き盛りだった年齢とは違い、収入も決まってしまう熟年という年齢は、
財産なども多い人もおり、その弁護士や新居などにかかる費用で、
それまでのものがすべて使い果たしてしまう人もいるほどです。
熟年離婚の費用は、それまでのお互いのすれ違いの数だけ
かかるということ、という人もいるほどです。