老後の生活についての考察

老後と言えば定年後のことでしょう。

定年時までは退職金を混ぜて、5千万円くらいは貯金をしておきたいですね。

まあ地震で全壊になることを除けば5千万円で、どうにか生活はやっていけると思います。

 

また最近は元の会社で年金がもらえるまでは

パートや契約社員で雇ってくれるところ多くなってきたと思います。

このような状態では、なるべくパートでもやっていた方がいいですね。

何よりも生活にリズムができます。

この状態ですと、まだ現役気分でいられます。

 

私の場合も65歳まではパートで働きました。

お給料は月に10万円くらいでした。

これで多少は残して小遣いは5万円くらいでした。

 

そのころには住宅ローンも終わっていることでしょう。

しかしそのころには住宅は築30年~40年とたっていることでしょう。

そうするとあっちこっちにガタが出てきます。

すると家の修理やリフォームで多少金がかかりますね。

屋根を葺きなおしたり、外壁の塗り替えやちょっとリフォームすると、

すぐに1千万円くらいはかかってしまいます。

 

またお墓があるかないかでも大分違ってきます。

新しくお墓を買い求めると500~700万円くらいかかります。

樹木葬なんかもあります。公園墓地もあります。

その人の考え方しだいでしょう。

通常のお寺さんと付き合うと年間で5万円~10万円はかかってしまいます。

 

あとは葬式代です。これはいろいろのやり方があります。

もう定年後大分経っていれば、ある程度安い家族葬が近ごろは増えてきているようです。

現役時代と違ってあまりお金をかけない形式が多くなってきました。

普通のお葬式では200万円~300万円はかかってきます。

父母の分と自分たちの分も合わせれば1千万円くらいはかかってしまいます。

 

その後パートもやめたのであれば、年金生活1本になります。

すこし小遣いが窮屈になってくるかもしれません。

そのためまだ働く意欲があるのであればシルバー人材センターへの登録をお勧めします。

家に閉じこもってしまうのは賛成しかねます。

寿命も大分長くなってきました。

私はさるショッピングモールのカート回収業務のアルバイトをやっていました。

これは多少は力仕事ですが、知らず知らずに歩く仕事です。

駐車場に散らばっているカートを集めて、所定の箇所に運ぶ仕事です。

 

よかったことは生活がある程度規則正しくなることと、仲間や知らない人と話をすることです。

他人と接触することによりボケ防止につながります。

生活資金は月に20万円あればなんとかなると思います。

 

定年当初はカミさんと2人であっちこっちに安いツアーで旅行に行きました。

桜ももみじも追いかけました。お祭りもあっちこっちに行きました。

最近は母親が97歳になったので、もう一人にはしておけません。

夫婦のうちどちらかが残るようになりました。

 

後は何か趣味を持つことです。

カメラでも絵画でも囲碁でも短歌・俳句でもゴルフ・テニスでも何でもいいのです。

私はあまりお金のかからない囲碁を習いました。

町内会の囲碁の会とゴルフの会に入っています。町内会に知り合いができることがいいですね。

孤独にならないことがいいです。

まあボケ内である程度で逝きたいと思っています。

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