最近は老後難民という言葉が
聞かれるようになりました。
今までは経済が右肩上がりだったので、
老後は年金をもらって悠々自適の生活をすることができましたが、
少子高齢化がすすんでいるので
年金では老後の生活費がまかなえなくなるというのです。
今の高齢者と同じように生活できると考えていると、
大きな落とし穴が待ち構えているのです。
ちゃんと老後の生活のことも考えて生活設計しておかないと、
葬儀代さえも残せなくなってしまいます。
65歳から夫婦2人で余裕のある生活をしようとすると、
1億円は必要だと言われています。
そのうち年金でもらえる分を差し引いても
かなり自己資金を用意しておくことが必要です。
しかし今の50代をみてみると全く貯金のない家庭もあります。
50代は特に子供の教育資金や親の面倒などでお金がかかる時期です。
しかし今の生活が手一杯で将来のことを考えておかないと、
老後の生活費が足りなくなってしまうのです。
退職金を老後の資金にと考えている人は多いのですが、
退職金だけでは足りないのが現状です。
年金の支給年齢が上がっているので、働ける年齢は高くなっていますが
給与が増えないので結局あまり得られるお金は少ないと考えられます。
貯金をして老後に備えると共に、積極的に投資をして
資産を増やすことが必要となってきます。
投資は若いうちはある程度リスクの高いものを対象にする事もできますが、
年齢が高くなるとリスクが低いものにする方が安心です。