若いときはもちろんのこと、老後も健康が一番です。
何よりも、自分のことは自分でできる健康と体力は死ぬ直前まで必要だと実感しました。
これから先、自宅で過ごすのも、老人ホームに入るのもよいですが、
どちらにせよ、健康で過ごすことが第一条件だと思います。
というのは、いくら長生きしても、寝たっきりや、
自分のことすら、自分でできないような状態では
長生きしても退屈なだけで楽しくないと思えるからです。
というのも、作年の秋に庭木の剪定をしていて、梯子から落ち、足を捻挫したのです。
たかが捻挫です。若いときは1週間もかからないで治ったものです。
しかし、60代半ばの体は捻挫した直後から、松葉杖で生活する有様です。
それも2ヶ月間も。
2ヶ月が過ぎ、やっと松葉杖が離すことができ、普通の杖で歩くようになりました。
その直後、筋肉痛に襲われたのです。
松葉杖を使うているうちに普段使わない筋肉を使うようになったためです。
その痛いこと。
そのうち、はじめに左腕に起こっただけの筋肉痛が肩に広がり、
右腕に広がりというように、他の部分に広がっていったのです。
もちろん、捻挫した足も、なかなか治りません。
おまけに寒さのためか、手の指もリューマチのような痛みに教われました。
足の痛さは少しづつ、解放に向かっていますが、あらたな痛みの出現です。
実は予備校を退職した6年ほど前に捻挫したときも完治するまで3ヶ月ほどかかったのですが、
今回はそれ以上です。
この6年間に、それほど私の体が老化したとは思えませんが、
捻挫が治りにくいのも事実ですし、体の痛みも事実です。
その上、今回の治療費は6年前とは比べ物になりません。ずいぶんと高くかかりました。
もちろん、現在の収入である年金や塾の給料だけでは賄いきれません。
そんなわけで預金の切り崩しになりました。
このような生活はこのまま続けることはまず不可能です。
まさに怪我や病気をしない健康な生活が一番経済的だと身にしみて知りました。
これから先、まだ色々なことが起こるでしょう。
しかし、何事が起こっても、健康で暮らせることが一番ではないでしょうか。
健康で暮らせることが、結局、周りに迷惑をかけない暮らし方です。
そして、一番経済的な暮らし方です。
というのも、ほとんどの人は、いずれ年金だけの生活になるはずです。
そのためには年金だけで生活する方法を考えなければなりません。
それは健康で暮らすことではないでしょうか。